こんにちは徳田です。
Aさんからご質問をいただきました。
「嫌なことやストレスを感じたときの、基本的な対応について教えてください。」
ありがとうございます。
結論から申し上げます。
アウトプットをしましょう!
具体的な方法は、悩んでいることや気になることについて、それを言葉にしたりメモにして書き出してみましょう。
気になることをアウトプットする事は3つメリットがあります。
1つ目、言葉にしてアウトプットすることで気持ちの整理がつきます。
嫌な気持ちとは、頭の中で整理されていないモヤモヤが、心をのっとってしまうからです。
このモヤモヤを言葉に変換して、アウトプットすることで外にオイやります。
そうすることでスッキリした感覚になります。
セラピーとしての効果もあります。
2つ目、アウトプットするだけで忘れることができます。
意外かもしれませんが、イヤな事を頭の中でモヤモヤして持ち続けているよりも、紙に書き出して頭の外に出した方が安心して忘れられます。
3つ目、問題点を客観的に把握できるようになります。
アウトプットしようと言葉に置き換える段階で、複雑な問題点もシンプルにまとめるようになります。
すると相手に伝えやすくなり、相談という形をとれば問題解決につながりやすくなります。
ここでAさんからの追加質問です。
実際にはアウトプットすることはなかなか難しいです。
具体的にどうしたら良いのでしょうか?
練習しましょう。
具体的には、普段から自分が思いついたことをアウトプットする習慣を作りましょう。
目についたことを言葉にしても良いですし、メモを持ち歩いてもOKです。
例えば散歩の時に、街の風景や自分の気持ち、考えを実況中継のように言葉にしていくのです。
歩くこと、言葉に置き換えること、ストレス発散と一石三鳥です。
私の場合は、このアウトプットの習慣は診察で身につけました。
診察でカルテを書くときに、お話ししたことをその全部全て書くと時間が足りません。
この患者さんのポイントは何か?
を常に考え要約してカルテに書いています。
これがそのままアウトプットの鍛錬になっています。
以上、ストレスや悩みを抱えているときにアウトプットが大切ということをお話ししました。
悩んでいること、考えていることをどんどんアウトプットしていきましょう。
メモ書きと人に相談する事はすごくお勧めです。
アウトプットが、あなたの心を癒すことを期待しています。
今日は以上です、ご清聴ありがとうございました。